プロゲーマーライセンスというゴミについて

2018年2月に行われる闘会議にて、e-sports推進団体(?)が結束してライセンス制度を設けると言う事が発表されました。ゲーマーなら耳にした人が大半だと思いますが、まだ知らないという方は調べてみてください。当記事では僕の考えと、このライセンスが定着した場合の未来について考察したいと思います。

ゲーマーとしての意見

タイトルの通り、この制度はゴミです。必要ないどころか大きなマイナス要素になると思います。プロゲーマーの定義は人それぞれですが、僕は「企業からスポンサードされているゲーマー」だと思います。ゲームを競技としてやっているプレイヤー以外にも、ストリーマーと呼ばれているゲーマーも含まれると思っています。スポンサードは企業側が、この人をスポンサードする事で利益があると言う判断の元で行われています。意味不明の団体が決めることではないのです。この時点で、このライセンスが全く意味が無い事が分かると思います。

別の側面から見てみましょう。このライセンスを持っている事である種の証明になり、企業にスポンサードされる架け橋になる可能性はあります。ですがこれは大会などで結果を残したり、自身の配信で人気を手に入れれば同じことが可能です。

この制度が定着した場合、スポンサードを受けていなくても、ライセンスを持っていればプロゲーマーと名乗ることが出来るようになり、逆にライセンスを持っていなければ全員プロゲーマーではなくなる可能性があります。現在プロとして活躍しているゲーマーの大半は、ずば抜けたゲームセンスと努力によって現在の地位を切り開いてきました。その努力が意味不明なライセンスによって侵害されようとしています。勿論このライセンスはゴミなので実際に現在活躍しているプロゲーマーの評価が下がることはないとは思いますが。

e-sports自体の価値も下がる

このライセンス制度を設ける目的は、e-sportsの発展に向けてということですが、パズドラやモンストはe-sportsでしょうか?僕は以前「e-sportsは確実に流行らない」という記事でも同じ事を書いていますが、近年日本の企業は対戦要素が薄いゲームにもe-sportsという言葉を単なる売り文句として乱用しています。

e-sportsの定義も人それぞれですが、数年前はもっと価値を持った言葉でしたが、現在では言ったもの勝ち状態です。この団体はe-sportsの発展を狙っているのではなく、e-sportsらしきものの発展を狙っているだけです。そもそも”e-sports”の発展は必要なのでしょうか。面白いゲームが流行って、そのゲームを上手い、または見てて楽しい配信をするゲーマーがいて皆が憧れ、コミュニティが盛り上がる。それだけで十分だと思います。

このライセンスが定着した未来

このライセンスが定着することで、ゲーマーはプロを名乗りやすくなるでしょう。ここ数年でもプロゲーマーはかなりの数増えたと思います。ですが結果として「プロ意識の無いプロゲーマー」が増えただけの様に感じます。ライセンスが定着する事でさらにそのプロゲーマー(笑)は量産され、結果として、「プロゲーマーってつまりキモオタでしょ?」という世間一般の評価は変わりません。むしろ現在活躍している素晴らしいプロゲーマーの価値する下がります。恐らく昔からゲームを競技として取り組んできたプレイヤーの望むところではないと思います。本当に人間として尊敬できるプレイヤーのみが、プロゲーマーを名乗るべきです。

まとめ

・プロゲーマーかどうかはスポンサードする企業が決める
・ゲームが上手いだけのゲーマーは必要ない
・”誰でもなれる”プロゲーマーに価値は無い
・定着すればe-sportsらしきものが流行る
・2022年アジア競技大会で主導権を得るための動き