廃人流対戦ゲームの楽しみ方

対戦ゲーム歴20年の僕が最も対戦ゲームを楽しむために実践しているプレイスタイルを紹介します。僕個人が楽しめると思ったスタイルのため万人受けするとは限りませんが、読み物程度で目を通していただけると幸いです。

対戦ゲームの楽しさとは

まず対戦ゲームの魅力について話しておきます。

対戦ゲームの最大の魅力は「自分の成長を感じられる」事です。RPGなどは時間を掛ければ自分の分身であるキャラクターが成長しますが、あくまで分身です。僕が20年間対戦ゲームをやってきて一番楽しさを感じる瞬間は「勝てるようになった時」です。「勝った時」ではありません。勿論勝った時も嬉しいですが、殆ど勝てていなかったのに勝てるようになった瞬間が自分の成長を感じることができ、一番楽しい瞬間です。

対戦ゲームはレベルが上がれば上がるほど成長する事が難しくなっていきます。学校のテストを例に考えると分かりやすいです。0点の状態からを勉強して30点にすることはさほど難しくありませんが、80点を90点にするのは難しいです。対戦ゲームも同じで、最初は数をこなしているだけで上達していきますが、一定のレベルを超えると成長することが難しくなります。人によっては長い期間そこから先のレベルに上がれない場合もあります。

0点から30点になった場合は簡単に30点分の成長を感じることが出来るのに対して、80点から90点になるには多大な努力が必要で、尚且つ10点分の成長しか感じられません。つまり対戦ゲームは下手な時ほど楽しみが多いゲームです。

ここまでで恐らくこの記事がコアゲーマーや結果を残したい、1番になりたいプレイヤー向けの記事ではないと分かっていただけたと思いますので、次から僕が行き着いたプレイスタイルについて紹介していきます。

目標達成即引退スタイル

先に結果を残したいプレイヤー向きの方法を紹介します。1つのゲームをひたすらプレイしましょう。以上です。邪魔者は片付けたところで本題に入ります。上で対戦ゲームは下手な時ほど楽しみが多いゲームと紹介しました。このスタイルは下手な時間を何度も繰り返すプレイスタイルです。

具体的には「目標を設定してゲームをプレイ→目標達成で引退→次のゲームを同様の方法でプレイ→引退」を繰り返します。こうする事で常に新鮮な気持ちでゲームをプレイする事が出来ます。当然成長量も多くなるためひとつのゲームを続けるよりも楽しみが多いです。

目標は何でも良いです。ただあまりに実現が困難な目標だと成長できないループに嵌ってしまうため低く設定しておくことをお勧めします。最近の僕の例だと、11月頭にリリースされたドラゴンクエストライバルズと言うカードゲームはレジェンド到達を目標に設定しました。あっさり到達できてしまったので、次の目標を設定しようと思いましたが、中途半端になってしまいそうだったため、そのまま引退しました。ここで言う引退は「永久にプレイしない」ではありません。「とりあえず引退」程度です。公式大会などの開催が告知されたら復帰して今度は公式大会を目標にプレイします。レジェンド到達時の僕は既に新鮮な気持ちを失っていましたが、一度離れて復帰する事でまた新鮮な気持ちでプレイする事が出来ます。

このプレイスタイルの注意点として同時に色々なゲームの同時プレイは厳禁です。色々なゲームを転々とするプレイスタイルですがゲームをプレイするときは1つのゲームに集中。そのゲームの全クリ(目標達成)を目指します。カレーとラーメンは同時に食べるよりも別々に食べたほうが両方を堪能できますよね。それと同じです。

目標達成即引退スタイルの利点

まず1つは惰性で続けてしまうことを防げる事です。1つのゲームに熱中すると当然上達しますが、掛けた時間を無駄にするのが惜しくなり惰性で続けてしまいます。そのゲームが好きなら勿論悪い事ではありませんが、人生は長いです。色々なゲームをやってみても良いと思います。

先程紹介したように、「引退」は「とりあえず引退」程度で良いので一度離れてまた新鮮な気持ちでプレイすれば良いのです。1つのゲームばかりやっていると煮詰まってしまい、いくら練習しても上達しないことがあります。そういった場合一度離れて戻ってみるとあっさり克服できたりもします。

もう1つ、最大の利点があります。それは楽しみな情報が増えることです。新要素追加や大幅なアップデートなど、そのゲームをプレイしているユーザーにとってビッグニュースとなる情報は定期的に公開されます。様々なゲームを転々とする事で、浅いなりにも各ゲームに触れているため現在プレイしているユーザーと同じ様に情報を楽しむことが出来ます。単純に話のネタも増えます。

Aと言うゲームをプレイして得たことは全く違うBのゲームでも活きて来ます。全く分野が違うゲームでも「ゲームを上達する上手さ」は徐々に高まっていくからです。どんなゲームをやらせても上達が早い人は「ゲームを上達するのが上手い人」です。

まとめ

1つのゲームを極めることも楽しみ方のひとつですが、日本一になりたいとかそういった目標がない限りは色々なゲームに触れる事をおすすめします。1回でも触れておくと数年後にそのゲームの現状を見て「え!いまこんなんってんの?」みたいな発見も出来て楽しいですよ。

1つの対戦ゲームをプレイし続けると必ず煮詰まって来ます。特にレートを上げる系のゲームはゲームを楽しむというよりもレートを上げる事ばかりに意識が行ってしまうため「レートが上がったから今日は良かった」、「レートが下がったから今日は無駄だった」といった心理状態に陥りやすいです。そういった心理状態の時は個人的な感想ですが全く楽しくありません。

レートが上がった下がったで一喜一憂する生活を送っている方は一度畑違いのゲームをプレイしてみると新鮮な気持ちに戻れるかもしれませんよ。